夏の終わりと聞くと寂しい気持ちになってしまうのは世界人類共通の感情なのか、それとも日本人特有のものなのか。
これは次の研究課題といたします。
学生の頃に教わった和歌やら詩やら俳句やら何だったのかは詳しくは覚えていませんが、秋関係については、もの哀しさっぽい雰囲気を詠んだものが多かった気がします。
とりあえずは平安時代を生きた諸先輩方も、今を生きる私たちと近しい感情をもって生きていたという事は確かでしょう。
軽井沢では、赤とんぼが飛び回り、秋の爽やかな風が吹いています。
夏の終わりを飛び越えてすっかり秋が充満しています。
9月になったので、苗の手入れをしながら定植の準備を進めていきます。
なにしろ今年は高設栽培にチャレンジしますのでドキドキです。
↑こちらは当園ではありませんが、高設栽培というのは、このように高い位置でいちごを栽培する方法で、作業姿勢が楽なうえ、いちご狩りにも適していることから、この栽培方法に変える農家さんが増えています。
建設中のハウスを覗くと、色々なカラクリが設置されていました。
おそらくカーテンや換気口を操作するものだと思うのですが、今までのハウスに比べるとそれそれの仕掛けがゴージャスな感じです。
何もなかった土地にハウスが立ちました。
来週あたりから観光農園の施設の建設が始まるようです。
観光施設を建設するにあたり、栗の木を伐採または剪定する必要があると言われています。
私が子供の頃からずっとお世話になっていた栗の木ですので、なんとか伐採にならないよう交渉しようと思っています。
観光施設用の浄化槽も搬入されました。
栗の木の取扱いについては少々心配ですが、全体的に楽しみです。
夏の終わりの寂しさを感じながらも、実りの秋の始まりに期待を寄せているしだいです。
若人よ、苗の定植とは、軽井沢で育てた苗を栽培用のハウスに植える事です(← 一応説明から)