【前回までのあらすじ】
ついに始まった観光いちご園施設の建設。
最初の工程である浄化槽の埋設工事において、江戸時代から1500年前の古墳時代まで時をさかのぼり、ご先祖さまが生きた痕跡に出会いながら、どきどきしながら工事が進むのであった。(要約下手すぎ(^-^;))
※詳しくは前編「いちご狩り園カフェ建設スタートに土器土器どっきどき!【前編】1500年前の先祖にふれる。」をご覧ください。
「試練を乗り越えろ!」
きっとご先祖様が私の成長を促そうとして、お与えくださった試練なのでしょう。
水が湧いてきました。
浄化槽の埋設工事において、水が出てしまうのは非常によろしくない事象なのだそうです。
なぜならば、巨大な水筒のような構造をした浄化槽は、水に浸かると強力な浮力を発生させますので、埋設した穴に水が溜まると地中に埋めた浄化槽が猛烈な勢いで地上に飛び出してくるのだそうです。
ボコッとなのかムクッと飛び出してくるのかわかりませんが、その瞬間をイメージすると、ちょっとだけ面白い映像となるのですが、笑い事ではありません。
湧きだした水が、地中に浸透していた雨水であれば問題ないらしいのですが、地下水脈から湧きだしたものであるとなると大問題となります。
今回の浄化槽埋設工事に大規模な止水工事が追加となり、建設費用が膨れ上がってしまいます。
溜まった水をポンプで汲み上げて、様子を見る事になりました。
ご先祖様、どうかお力添えください!お手すきのご先祖様!いつの時代のご先祖様でも構いません。
との願いが通ったようで、ここ数日間の長雨により地中に溜まっていた雨水が湧きだしてきたものであるとの判断が下されました。良かった~(涙)←安堵によるもの
心拍数がずいぶんと上昇しましたが、現場長の冷静かつ正しい判断のもと、めでたく工事再開となったしだいでございます。
ご先祖様ありがとうございます。
この御礼は、そちら側にうかがった際に、あらためて述べさせていただく所存でございます。
そして、もう一つご先祖様に感謝申し上げる事がございます。
この度の、湧き水試練事件により発掘現場が水びたしになってしまったため、残されていた約1000年分の地層における出土品および遺跡調査が中止となりました。
群馬県藤岡市教育委員会文化財保護課の職員の方(長っ)にはお引き取りをいただきました。
当家先祖の地層別解説、誠にありがとうございました。
これで、もし何か出土したとしてもピ---------------ッ(自主規制)ですので、安心です。
こうなるとユンボさん※1と、ユニックさんの独断場です。
いままでの進捗具合が嘘のように工事が進みます。
※1:ユンボさんとは土を掘り起こしたり、穴を掘ったりする重機の愛称です。なぜユンボというのかは知りません。
ユニックさんはおそらく重いものを吊り上げる重機の名前でしょう。本体に書いてありました。
今日一日、色々な事がありました・・・(すでに遠い目)
観光いちご園施設建設工事、着工一日目の出来事でした。
これからどんな試練が待ち受けているのか楽しみです(^-^;
疲れたので癒しの写真を1枚貼り付けておきます。
居酒屋のんきのご主人、淳ちゃんが好きな乗り物です。
個人的メッセージ
淳ちゃん、これ群馬のららん藤岡にあったよ~後で乗りに来てね~(^^)/
来たれ若人。正直言うと飛び出す浄化槽を少しだけ見たかったぜ(←最近、ただのツイートになっている気がする)
いちご狩り用ハウス 配管工事の動画です。
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